** iniEditor ** ** Version 1.1 Copyright (C)1999-2000, Not Useful Software. All rights reserved. 目次 ---------------------------------------------------- 1. このソフトウェアって何なの? 2. このソフトウェアの特長らしきこと 3. 動作条件 4. インストールの方法 5. このソフトウェアの使い方 6. 細かい話 7. アンインストールの方法 8. このソフトウェアの作成履歴 9. Not Useful Software とは? 1. このソフトウェアって何なの? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ これは、INIファイル(.ini)を編集するソフトウェアです。 「INIファイル? INIファイルってWindowsソフトが自分の設定とかを保存するあれ?」 はい、そうです。 「ふーん・・・ん?でもINIファイルってさぁ“メモ帳”で編集できるじゃん!」 ・・・・・・・・・。そんな、のっけから結論言っちゃったら話が終わっちゃうでしょ? 「(終わっちゃうって・・・)それにINIファイルなんて普通の人っていじらないんじゃないの?」 はい、そうですね。初級ユーザーがヘタにいじるとソフトがおかしくなったりして危険ですね。 「・・・んじゃ上級者向けなんだ」 まぁそういうことになりますけど、そのくらいの人たちになると、普通は愛用のテキストエディター とか使いますよね。 「んなら、どういう人がこれを使うわけ?」 んー、INIファイルを修正しないといけないようなことをする上級ユーザーで、 それなのに愛用しているテキストエディターがなく、でも“メモ帳”じゃイヤな人。 「そんなやつ、いるかあ?!」 ・・・はぁ・・・まぁこれは“Not Useful Software”ですから。 (Not Useful Softwareについては最後の章を参照ください) 2. このソフトウェアの特長らしきこと ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ・INIファイルのセクション名([xxxxx]の記述部分)を選択するだけで、それに属するキーと値の一覧が表示されます。 ・値の変更や新しいキーと値の組み合わせを入力欄に入力すればすぐに変更・追加ができます。 ・キーの書き込まれている順番を[Up][Down]ボタンで簡単に変更できます。 ・変更した時点で直ちにINIファイルに書き込むので、いちいち「よろしいですか?」などと確認してきません。 ・変更した時点で直ちにINIファイルに書き込むので、終了するときに「保存しますか?」などと確認してきません。 ・変更した時点で直ちにINIファイルに書き込むので、元に戻したいときは入力し直すしかありません。 3. 動作条件 ~~~~~~~~~~~~ OS: Windows95/98、WindowsNT、Windows2000も問題あるとは思えません。 CPU: 上記OSが動いていれば問題なし。 ハードディスクの空き容量:1MBくらいで十分。 4. インストールの方法 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 注意)AntiVirusなどのウイルスチェッカーが起動中の場合は、インストール途中で 動かなくなることがありますので一時停止したほうが良いようです。 もちろんインストール後は起動して問題ありません。 1) 圧縮されたソフトウェアをダウンロードします。 2) 適当なフォルダーを作成します(インストール時に使うだけです)。 3) WinZipなどを使って、作成したフォルダーに圧縮されたソフトウェアを展開します。 4) Setup(Setup.exe)を実行します。 あとは画面の指示に従ってください。 zipファイルの展開の方法は「圧縮展開ソフト」によるのでここでは説明しません。 よくわからない方はだれかに聞くか、ファイルの圧縮展開について書かれているサイトを 見るなどしてください。 なお、インストール後は、2)で作成したフォルダーは削除してかまいません。 5. このソフトウェアの使い方 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ スタートメニューからiniEditorを起動します。 [Load]ボタンをクリックして編集したいINIファイルを選択します。 新規に作成したいときはここでファイルの場所を移動した後、ファイル名を入力します。 初めて使うときはインストールしたフォルダーにあるSample.iniファイルを選択してみましょう。 “Section”項目から編集したいセクションを選択します。 新しいセクションを追加したい場合は直接入力します。 “Key=Value”にそのセクションに含まれる「キーと値」の一覧が表示されます。 一覧から変更したい行をクリックすると“Key”と“Value”それぞれの項目に 現在の「キー」と「値」が入ります。 必要な項目に入力し、[Apply]をクリックすると反映します。 “Section”項目に新たなセクションを入力することもできます。 一覧の表示順を変えたいときは、移動したい行を選択した後、[Up][Down]ボタンで移動します。 [10u]、[10d]ボタンで上下に10づつ移動できます。 表示順が確定したら[Apply]をクリックするとINIファイルが更新されます。 [Delete]をクリックすると選択されている行が削除されます。 [Quit]で直ちに終了します。 [Apply]や[Delete]キーが押された時点でINIファイルに書き込まれているので 「保存しますか?」などという面倒な確認はありません。 6. 細かい話 ~~~~~~~~~~~~ Windows INIファイルの仕様上、セクション内の「キーと値」の一覧の表示順を変えたところで、 そのINIファイルを使うアプリケーションには影響はありません。 あくまで人間が見易くなるというだけです。 7. アンインストールの方法 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 以下の手順でアンインストールできます。 1) スタートメニューから“設定”?“コントロールパネル”を開きます。 2) “アプリケーションの追加と削除”を開きます。 3) Hyper Luncher を選択し、[追加と削除]をクリックします。 あとは画面の指示に従ってください。 8. このソフトウェアの作成履歴 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 2000/03/10 10単位で上下できる[10u][10d]ボタン追加。Ver.1.1へ 2000/03/02 公開版Ver.1.0完成 1999/12/21 完成(バージョン不明) 9. Not Useful Software とは? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ いまやインターネット上には、誰もが認める便利なソフトウェアであふれています。 そして必要と思われるソフトウェアはどこかしらに既に存在しています。 そんな中で、今までに無かったもの、また既存のソフトウェアに匹敵するような “デキの良いもの”を作るのは大変なことです。 しかし、そもそも“プログラミング”というのはもっとクリエイティブで自由なものでは ないでしょうか? 誰もが認めるようなソフトウェアでないと意味がない? 何かの役に立たないといけない? そんなことないですよね。 「これって役に立たないけどなんかステキ・・・」 そんなふうに言われるソフトウェアってちょっといいと思いませんか? たとえば、 ・一見便利そうですごく良くできているが、実は使い道があまりない ・ごく限られた人たちにはものすごく便利だが、大多数の人には全く不要である ・おもしろい、カッコイイ、きれい・・・でもそれだけ。 ・どうでもいいことに対してやたらと凝っている。 などなど・・・。 そこで、このようにあまり役に立たなくてもユーザーが何らかの “魅力”を 感じ得るようなソフトウェアを 「Not Useful Software(役に立たないソフトウェア)」 として提唱することにしました。 なお「役に立たない」ものに対価は請求できないのでNot Useful Softwareは 無料配布を原則とします。 Mar 11, 2000 --- ----------------------------------------------- Not Useful Software http://www.fan.hi-ho.ne.jp/pattayan/NotUseful/