** Hyper Luncher for HyperHyde ** ** Version 1.0 Copyright 2000, Not Useful Software. All rights reserved. HyperHydeは、株式会社アイ・オー・データ機器の商標です。 目次 ---------------------------------------------------- 1. このソフトウェアって何なの? 2. 選曲で悩む人たち 3. 納得いく曲の“組み合わせ”が増えてくると・・・ 4. このソフトウェアが少しは便利と思う人、思わない人 5. 動作条件 6. インストールの方法 7. このソフトウェアの使い方 7-1. HyperHydeのドライブレターを入力する 7-2. MP3ファイルを選択する 7-3. 曲順とセット名を決めて保存する 7-4. HyperHydeへ転送する 8. 細かい話 9. アンインストールの方法 10. このソフトウェアの作成履歴 11. Not Useful Software とは? 1. このソフトウェアって何なの? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ これはポータブルデジタルオーディオプレイヤー「HyperHyde」へ MP3ファイルを転送するソフトウェアです。 「え、そんなのエクスプローラでコピーすればいいんじゃないの?」 ・・・はい、そのとおりです(笑)。HyperHydeの説明書にもそう書いてありますよね。 「なんだ、それならべつに必要ないじゃん!」(ぷんぷん) ・・・はい、このソフトウェアは“Not Useful Software”ですから。 (Not Useful Softwareについては最後の章を参照ください) 2. 選曲で悩む人たち ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ あなたはMP3ファイルをHyperHydeへコピーするのに選曲でいつも悩みませんか? 「まず最初はこの曲でぇ、それからコレとコレは続くよな・・・、んでこの曲を・・・ あ、コピー先(HyperHyde側)がいっぱいでダメじゃん!」 ・・・なんてことありますよね?ありますよね? HyperHydeはコピーした順番に再生されます。ですから曲順を考えながら順番にコピー するのですが16MBのMMCだと4曲入りそうで入らない・・・ということが多いはず。 「そんな時は短めな曲のファイルを探して4曲目に加えればいいじゃん!」 ・・・はい、そうなんですけどぉ・・・。 でも曲順にこだわる人なら、その短めな曲を4曲目にするなら3曲目は別なものに変えたい とか思いませんか?思いませんか? それで3曲目を削除してまた別のファイルを探してコピーして・・・ということを やっているとだんだん面倒になってきますよね? ですから一度HyperHydeに納得いくように曲がセットできると、 何日も曲を入れ替えなかったり・・・。 3. 納得いく曲の“組み合わせ”が増えてくると・・・ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ HyperHydeをしばらく使っていると、メモリーにぴったり入って曲順もグー(死語)な 組み合わせ(セット)がいくつも出来てきます。 「じゃぁ明日は以前作ったあの“セット”で聞きたいな」 そう思ったら前の晩にHyperHydeへ“仕込み”です。 「えっと確か1曲目がこれでぇ、2曲目がこっちだったかな・・・よし、片面終わり。 あともう片面は“しっとり系”で固めたあのセットでぇ・・・」 毎回そんなことやっているとやっぱり面倒ですよね?面倒ですよね? 特にMMCが16MBの2枚タイプのユーザーは“片面”ごとにやるのでなおさらのはず。 そのうち、曲順と組み合わせを忘れそうになるので、テキストファイルに「メモ」 しておいたりして・・・・。 4. このソフトウェアが少しは便利と思う人、思わない人 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ここまで読んだあなたが 「全然そんなことないよ。曲順なんか何でもいいし・・・」とか 「オレは釈ちゃんの曲しか入れないし聞かない!」 という人ならごめんなさい。このソフトはあなたには必要ありません。 ダウンロードしたファイルは削除してください。 もし既にインストールしてしまったなら、アンインストールしてください。 (アンインストールの手順は別の章に書かれてあります) 「面倒なことさせやがって!」と思ったら“are you ready?”のビデオでも見て 気分を晴らしてください。 もしあなたが 「ああ、そうそうそうなんだよねぇ・・・」 という気持ちが少しでもあったなら試しにインストールしてみましょう。 もし気に入らなければ、きれいにアンインストールできるので安心してください。 5. 動作条件 ~~~~~~~~~~~~ OS: Windows95/98、WindowsNT CPU: 上記OSが動いていれば問題なし。 ハードディスクの空き容量:3MBくらいで十分。 HyperHydeを持っていないと意味がない。 6. インストールの方法 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 注意)AntiVirusなどのウイルスチェッカーが起動中の場合は、インストール途中で 動かなくなることがありますので一時停止したほうが良いようです。 もちろんインストール後は起動して問題ありません。 1) 圧縮されたソフトウェアをダウンロードします。 2) 適当なフォルダーを作成します(インストール時に使うだけです)。 3) WinZipなどを使って、作成したフォルダーに圧縮されたソフトウェアを展開します。 4) Setup(Setup.exe)を実行します。 あとは画面の指示に従ってください。 zipファイルの展開の方法は「圧縮展開ソフト」によるのでここでは説明しません。 よくわからない方はだれかに聞くか、ファイルの圧縮展開について書かれているサイトを 見るなどしてください。 なお、インストール後は、2)で作成したフォルダーは削除してかまいません。 7. このソフトウェアの使い方 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ スタートメニューからHyper Luncherを起動します。 7-1. HyperHydeのドライブレターを入力する ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 右上の“Hyper Hyde:”の項目欄にHyperHydeのドライブレター(F:など)を入力します。 これは一度入力すれば保存されるので2回目からは再入力する必要はありません。 7-2. MP3ファイルを選択する ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [MMC Pie]をクリックすると“MMC Pie”ウインドウが開きます。 MMCのサイズ(16MB/32MB)を選びます。 なお、この“MMC Pie”は「ファイル選択の目安」となるものです。 実際にHyperHydeに入っているMMCかどうかは関係ありません。 [Add]をクリックするとファイル選択が出来るようになります。 セットに加えたいMP3ファイルをクリックして[開く]で選択します。 CTRLキーやSHIFTキーを押しながらクリックすれば一度に複数選択も可能です。 選択したファイルはリストに追加されます。 リスト上のファイル名をクリックするとステータスバー(ウインドウの下のエリア)に そのファイルの実バイト数とファイル名が表示されます。 ファイル名を選択した状態で[Delete]をクリックすると、選択中のファイル名が リストから外されます。 [Clear]をクリックすると、リストのファイル名が全てクリアされます。 (パソコンのハードディスクにあるMP3ファイルが削除されるわけではありません) “Foods(.MP3) of the Set Menu:”の横にはそれらの合計のバイト数が表示されます。 “MMC Pie”ウインドウのステータスバー(ウインドウの下のエリア)には MMCの「計算上の」残りバイト数が表示されます。 これら2つのバイト数を参考にしてファイルを選択してください。 なお、ここでは曲順を意識せずにファイルの選択してかまいません。 7-3. 曲順とセット名を決めて保存する ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ HyperHydeには(あとで)このリストの順番に転送されます。 つまりこのリストの順番が“曲順”になります。 曲順を変えたい時は、リスト上のファイル名をクリックしてから、[Up]や[Down]で 上下に移動します。 組み合わせと曲順が決まったら“Set Menu:”の項目にセット名を入力してから [Save]で保存します。 もし、続けて他のセットを作成したいときは、[New]を押すと 現在のリストとセット名の項目が全てクリアされるので、 同様の手順で新しいセットを作成します。 なお、既にあるセット名で保存すると新しいセットで上書きされます。 7-4. HyperHydeへ転送する ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ HyperHydeをケーブルに接続します。 “Browse”ボタンをクリックすると“HyperHyde Browser”ウインドウが表示され、 HyperHydeに入っているファイル一覧と空き容量(2枚セットされている場合は 選択されているスロットのMMCのもの)が表示されます。 HyperHydeに入っているMP3ファイルは、[All Delete]をクリックして全て削除します。 “Set Menu:”から転送したいセットを選択します。 バイト数を比較してみてリストの合計の方が小さければ[Order]が押せるようになっている はずです。にっこり笑って[Order]をクリックしましょう。 1つのファイルがコピーされるたびに[Order]ボタンの下にある青いバーが伸びていきます。 バーが伸びきって消えたら転送終了です。 (HyperHydeのランプが点滅している間は転送中なのは言うまでもありませんね) 8. 細かい話 ~~~~~~~~~~~~ いらなくなったセットを削除するには以下のようにします。 1) 削除したいセットを選択する 2) [Clear]でリストを空にする 3) [Save]をクリックする リストの合計バイト数はファイルサイズの単純な合計ではなく、MMCにコピーした場合に 実際に使われるサイズに換算してあります(4096バイト単位)。 なぜ、Launcher(発射台)でなくLuncher(弁当屋)なのか? セット名の項目は“Set Menu(セットメニュー)”ですし、 リストの項目でもMP3ファイルのことを“Foods(食べ物)”と呼んでいます。 弁当屋(Luncher)でオトクなセットメニュー(Set Menu)を選んで、 注文(Order)するというイメージで考えてください。 まぁようするに単なるシャレです、ハイ。 9. アンインストールの方法 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ このソフトウェアと使ってみて、 「どうも使いにくい」 「エクスプローラでコピーした方が楽だ」 「・・・ダサっ」 などと思った方、もし「こうすればマシなのに・・・」と思ったことがあれば Not Useful Software のサイトのMessage Boardに書き込むか、 pattayan@alles.or.jp へメールしてください。対応できるかもしれません。 「意見などなにもない。出来るだけ早く自分のPCからこのソフトウェアを抹殺したい」 という方は以下の手順でアンインストールできます。 1) スタートメニューから“設定”〜“コントロールパネル”を開きます。 2) “アプリケーションの追加と削除”を開きます。 3) Hyper Luncher を選択し、[追加と削除]をクリックします。 あとは画面の指示に従ってください。 そして写真集“Natural Shaku”でも見て心を静めてください。 10. このソフトウェアの作成履歴 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 2000/03/12 Version 1.0 32MB MMCのフォーマット時の正確な空き容量を反映。 Version1.0 正式版リリース。 2000/03/04 Version 0.98 “MMC Pie”を追加([Pie]により起動)。これにより、HyperHydeをつなげていなくても (計算上の)MMC の残りバイト数が表示できるようにした。 ウインドウ位置が保存されるようにした。 2000/03/01 Version 0.94 [Add]で同じフォルダー内の複数のファイルを一度に追加できるようにした。 [Order]や[New]クリック時の強制的な保存をやめた。(セット保存は[Save]を押した場合のみ) 最後にファイル選択したディレクトリを覚えるようにした。 2000/02/25 Version 0.93 “HyperHyde Browser”を追加。HyperHyde内のファイルが表示可能に。 HyperHyde内のファイル全てを[All Delete]ボタンで削除出来るようにした。 2000/02/21 Version 0.9 [New]ボタン追加。 バイトサイズが不足している場合は合計バイト数を赤色表示、転送不可になるようにした。 プレリリース 2000/02/20 Version 0.8 (非公開) 11. Not Useful Software とは? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ いまやインターネット上には、誰もが認める便利なソフトウェアであふれています。 そして必要と思われるソフトウェアはどこかしらに既に存在しています。 そんな中で、今までに無かったもの、また既存のソフトウェアに匹敵するような “デキの良いもの”を作るのは大変なことです。 しかし、そもそも“プログラミング”というのはもっとクリエイティブで自由なものでは ないでしょうか? 誰もが認めるようなソフトウェアでないと意味がない? 何かの役に立たないといけない? そんなことないですよね。 「これって役に立たないけどなんかステキ・・・」 そんなふうに言われるソフトウェアってちょっといいと思いませんか? たとえば、 ・一見便利そうですごく良くできているが、実は使い道があまりない ・ごく限られた人たちにはものすごく便利だが、大多数の人には全く不要である ・おもしろい、カッコイイ、きれい・・・でもそれだけ。 ・どうでもいいことに対してやたらと凝っている。 などなど・・・。 そこで、このようにあまり役に立たなくてもユーザーが何らかの “魅力”を 感じ得るようなソフトウェアを 「Not Useful Software(役に立たないソフトウェア)」 として提唱することにしました。 なお「役に立たない」ものに対価は請求できないのでNot Useful Softwareは 無料配布を原則とします。 Mar 12, 2000 --- ----------------------------------------------- Not Useful Software http://www.fan.hi-ho.ne.jp/pattayan/NotUseful/